はじめに|双子の命名は特別だからこそ悩む
赤ちゃんの名前は、一生変わることのない親からの最初のプレゼントです。
特に双子の場合は、同時に2人分の名前を考える必要があり「響きをそろえる?」「個性を出す?」など、悩みは尽きません。
私も実際に双子の名付けを経験し、夫婦で何度も話し合い、最終的には子供の顔を見て決めました。
今回はその体験談をもとに、双子の名前を決めるときの考え方・命名のステップ・失敗しないコツをご紹介します。
双子の名前を決めるときに大切な考え方
1. 親の願いを込める
「どんな子供になってほしいか」を明確にすると、名前の方向性が見えてきます。
私たち夫婦は「おおらかで優しく、笑顔があふれる人になってほしい」という思いを出し合いました。
- 明るい子に → 「陽」「輝」
- 優しい子に → 「優」「和」
- 元気でたくましい子に → 「健」「翔」
まずは願いをキーワードに変換し、それに合う漢字を探すのがおすすめです。
2. モチーフを決める
命名のときにモチーフを決めると漢字選びがスムーズになります。
私たちは「自然」や「四大元素」をテーマにしました。
- 太陽 → みんなを照らす存在(例:陽太・旭)
- 水 → 柔軟で人に寄り添える(例:海斗・涼)
- 風 → 自由に羽ばたける(例:颯・翔)
- 土 → 周囲を支える優しさ(例:大地・拓)
さらに「海」から「碧」「潮」など、「太陽」から「昇」「光」などに派生させて候補を広げました。
3. 双子ならではのバランスを意識する
双子の名前は「響きをそろえる」か「まったく違う名前にする」かで迷う方が多いです。
響きをそろえる例:
- 「りく」と「みく」などリズムを合わせる
- 同じ音や字を一部共有(例:「碧斗」と「陽斗」)
個性を出す例:
- 兄は「大地」、弟は「翔」など、まったく別の方向性
どちらが正解ということはなく、親の考え方と子供の人生に合うかどうかが大切です。
4. 夫婦で案を出し合う
命名は夫婦で一緒に考えることが重要です。
私たちは「3案ずつ」名前を出し合い、合計6つの候補から絞りました。
ただし「友人の子とかぶる」「親戚に同じ名前がある」といった理由で却下されることもありました。
命名は現実的な調整も必要です。
5. 最後は子供の顔を見て決める
候補を絞り込んだら、最後は子供の顔を見て直感で決めるのも一つの方法です。
「この子は〇〇って顔だね」と自然に感じる瞬間があります。
私たちも最終的には奥さんと顔を見ながら「やっぱりこの名前だね」と一致しました。
双子の命名でよくある悩みと対策
響きをそろえるかどうか
名前に統一感が出る反面、将来「ペア感が強すぎる」と感じる子もいます。
一部だけ同じ漢字にするとバランスがとりやすいです。
姓名判断や画数をどこまで重視するか
縁起を気にする人も多いですが、最近は「呼びやすさ」「響きの良さ」を重視する家庭が増えています。
性別が違う双子の場合
男女の双子では響きをそろえるよりも、それぞれに合った個性を大事にする方が自然です。
命名に役立ったツールや本
- 赤ちゃんの命名本
- 漢字辞典
- ネットの姓名判断サービス
- 名付けアプリ
特に命名本は大量の候補をチェックできるので重宝しました。
まとめ|双子の命名は夫婦で楽しみながら
双子の命名は悩みも多いですが、考え抜いた時間そのものが大切な思い出になります。
- 親の願いを込める
- モチーフを決める
- 双子ならではのバランスを考える
- 夫婦で案を出す
- 最後は顔を見て決める
この流れを意識すれば、きっと納得できる素敵な名前にたどり着けるはずです。
双子の命名に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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